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車 LEDのウィンカーのLED化はあんまり進んでいないのは何故でしょう?

自動車にLEDの照明が普及してきたのですが、ヘッドライトやブレーキランプ、ドアミラーのウィンカーは軽自動車にもつくようになってきたのに、ウィンカーのLED化はあまり進んでいないのは何故でしょう? ドイツの高級車ブランドと国産ではレクサスLSくらいにしか装着されておらず、やはりそれだけコストが掛かるのでしょうか? 

 

車 LED

まず、LEDは指向性の強い光源だと言うこと。 指向性というのは、一定方向へ進むということ。つまりは、ヘッドライトやブレーキランプは正面だけに見えればOKですが、ウィンカーは前後左右の180度以上に渡って知らせることから光を「拡散」させなければいけません。 これが、LEDの特性とウィンカーの役割とが合っていないのです。光を拡散させるためには、リフレクターやレンズなど余計な部品が必要になります。 通常、ウィンカーは電球がむき出しで構わないのですが、LEDになるとこういった余計な部品が必要になることから、コストが許される高額なモデルにしか採用できないのです。 また、ウィンカーを点滅させるにはリレーという部品を使います。金属に電流が流れると熱を発して変形する性質を利用、これで熱せられると接点が離れ消灯します。金属が冷めるとまたくっついて点灯する…これを繰り返しています。 この時の接点の断続音が、あのカチッカチッという音なのです。 すごく単純な仕組みなので、この部品は1個50円くらいです。これが左右で2個必要となります。 ところがLEDは省電力のために、金属が熱せられるほどの電力が通過しません。このために接点が離れずに点きっぱなしとなってしまうのです。 これを回避するためにLEDウィンカーでは電子リレーという物を使います。電子回路でプログラムを組んで、決まった秒数で点滅を繰り返すように断続を行ってやる回路です。 この値段が4~500円くらいします、機械式リレーの10倍の価格です。また断続音が出ないので、電子音で付加してやらなくてはなりません。 通常100円以下で済む部品が、1000円近くかかる…1円/10銭の単位でコストを削っている大衆車では、採用が難しいことが解るかと思います。 これらのコストから、余裕のある高価格車にしか採用されないのです。今後、コストが下がってくればHIDのように軽にも採用されるはずです。車 LED 

 

詳しい説明ありがとうございます!ただ点滅させるだけなので、電球に比べれば高いだろうと思っていたのですが、様々な部品と手間が掛かるものなのですね・・ しかしその甲斐あってLEDのウィンカーはとても美しいです。まだ高級車にしかついていないので余計にそう見えるのかもしれませんが、軽にも普及するころには、高級車はまた別のシステムを開発しているんでしょうね。 

車 LED